しらかし台小学校の東日本大震災
4/11 復旧工事が始まる!プールの周りから!
- 4月11日(月)朝から,パワーショベル2台で,プールの西側と南側法面の土砂崩れの復旧工事が行われました。3月11日(金)の地震とプールの水の流出とでかなりの被害を出しましたが,4月7日(木)深夜の余震によって崩れた土砂は中央公園側の通路まで達していました。
- パワーショベルによって,プールサイドとフェンスが取り払われ,土砂がすくわれていきました。法面がしっかりと固められ,ブルーシートがかけられました。
- 4/8の写真と比較してプール周辺が整えられたことが分かります。
4/11 専門家による点検作業
- 激しい余震によってダメージを受けた校舎の安全を確認するために,校舎を建築したフジタの方が来ました。校舎内外を時間をかけて,詳しく点検しました。その後役場教育委員会の方と打合せを行いました。これから,調査結果の精査を行い,教育委員会と協議していくそうです。
4/12 教室から荷物の運び出し作業
- 4月12日(火),南校舎の教室から子どもたちの荷物を取り出し,ご家族や本人に引き渡すことができるようにと,準備を進めました。教室の窓やワークスペースから荷物を取り出しました。ブルーシートで包むようにして,リヤカーに乗せ,体育館まで運びました。体育館に運び,学年学級ごとに並べました。
4/13 南校舎から机や椅子の運び出し作業
- 震災による被害が甚大であった南校舎から机イスを移動して,北校舎に新たに教室を作ることになりました。
- そこで,青山小学校,しらかし台中学校から12名の先生方のお手伝いをもらい,作業を行いました。南校舎の教室から,机やイス,スチールロッカー,紙入れなどを,北校舎に引っ越しました。
4/14 中庭にあるがれきの撤去作業
- 中庭にあるがれきの撤去が行われました。本校建設,復旧会社のフジタの社員の方が,中庭に散らばっているコンクリートや石膏ボードのかけらを,手作業で袋詰めしました。そして,西側の一画に集めました。この作業だけで,中庭が見違えるほどきれいになりました。
4/14~16 学習用品の引き取り
- 4月12日(火)本校教職員で南校舎の教室から運び出した子どもたちの学習用具や作品の引き取りが行われました。4/14~4/16間での3日間,午後から19時まで,土曜日の午前中を使って,保護者の皆さんに学校に来てもらい,用具の引き取ってもらいました。
- 高学年の子どもたちは,友達同士で誘い合ってきたり,兄弟で仲良く来たりして,自分たちの学習用具を持ち帰りました。4/7深夜の余震でロッカーから落ちたもので,お道具箱の中身が飛び出してしまっている子は,自分の物を探すのに苦労していました。
写真の説明<左上から>
① 崩れたプール南側の法面の様子
② パワーショベルで復旧工事をするプール西側
③ 復旧工事を終えたプール西側の様子
④ プール南側の工事終了後の様子
⑤ プール南側の法面と校舎・体育館を眺める
⑥ ピロティの壁面のひび割れを検査するフジタの社員
⑦ ヘルメットを着用して教室から荷物を運び出す
⑧ 青山小としら中の先生方と机椅子の運び出し
⑨ 中庭にあるがれきの撤去の様子
⑩ 子どもたちの学習用具の引き取りの様子
⑪ 体育館に並べられた子どもたちの学習用具